毎晩の寝かしつけに1時間以上かかって、「今日もまだ寝ない…」とため息をついていませんか?やっと寝たと思ってそっと離れた瞬間に泣き出して、振り出しに戻る。自分の時間も睡眠も削られて、本当にしんどいですよね。
実は、寝かしつけに時間がかかるのには、ちゃんとした理由があることが多いんです。この記事では、寝かしつけに時間がかかる主な原因と、今夜から試せる見直しポイント、そしてママ・パパの心がラクになる考え方をまとめました。完璧を目指さず、できそうなものから一緒に試してみましょう。
寝かしつけに時間がかかるのはよくあること
まずお伝えしたいのは、寝かしつけに時間がかかるのは「ママのやり方が悪いから」ではない、ということです。
赤ちゃんや小さな子どもは、大人のように「眠くなったらスッと寝る」ことがまだ上手にできません。眠りのリズム(体内時計)が整っていく途中なので、日によって寝つきが違うのも自然なことなんです。
また、成長とともに寝かしつけの悩みも変わっていきます。
- 0歳ごろ:昼夜の区別がまだあいまいで、眠りが浅くなりやすい
- 1〜2歳ごろ:体力がついて「まだ遊びたい!」が増える
- 3歳以降:お昼寝の長さや、園での刺激・興奮が影響しやすい
「うちの子だけ?」と思いがちですが、同じ悩みを持つ家庭はとても多いので、まずは自分を責めないでくださいね。

寝かしつけに時間がかかる主な原因
結論からいうと、よくある原因は「生活リズム」「寝る前の刺激」「寝室の環境」の3つです。どれか1つではなく、いくつか重なっていることもあります。
生活リズムがずれている
朝起きる時間がバラバラだったり、お昼寝が夕方までずれ込んだりすると、夜になってもまだ眠くならないことがあります。特にお昼寝が長すぎる・遅すぎる場合は、夜の寝つきに影響しやすいといわれています。
寝る前に興奮している
寝る直前まで体を使って遊んだり、テレビやスマホの画面を見たりしていると、頭が「まだ活動モード」のままになりがちです。パパが帰宅してテンションが上がる、というのもよくあるパターンですよね。
寝室の環境が合っていない
部屋が明るすぎる、暑すぎる・寒すぎる、生活音が聞こえる、といった環境も寝つきに関係します。大人には気にならない程度でも、子どもには刺激になっていることがあります。
今夜から試せる!寝かしつけ時間を短くする工夫
ここからは、取り入れやすい工夫を紹介します。全部やる必要はありません。「これならできそう」というものを1〜2個選んでみてください。
朝の起床時間をそろえる
意外かもしれませんが、夜の寝つきを良くする近道は「朝」にあります。毎朝だいたい同じ時間に起こしてカーテンを開け、朝の光を浴びるようにすると、体内時計が整いやすくなるといわれています。夜の寝る時間より、まずは朝の時間をそろえるほうが取り組みやすいですよ。
寝る前の「お決まりの流れ」を作る
お風呂 → パジャマ → 歯みがき → 絵本 → 電気を消す、というように、毎晩同じ順番で過ごすのがおすすめです。これを「入眠儀式」といい、繰り返すうちに子どもが「この流れのあとは寝る時間」と分かるようになっていきます。すぐに効果が出なくても、数週間続けてみるくらいの気持ちで大丈夫です。
寝る1時間前から刺激を減らす
寝る1時間前くらいからは、部屋の照明を少し暗めにして、テレビやスマホは消しておくのが理想です。遊ぶなら、パズルや絵本など静かな遊びに切り替えましょう。
寝室の環境を整える
寝室は暗めにし、室温は季節に合わせて快適に保ちます。生活音が気になる場合は、ドアを閉めたり、ホワイトノイズ(ザーという一定の音)を流したりする方法もあります。
なお、赤ちゃんの寝る環境については、安全面の配慮がとても大切です。大人用のやわらかい布団や、顔の近くのぬいぐるみ・枕などは避け、仰向けで寝かせることが推奨されています。月齢に応じた安全な寝かせ方は、自治体の資料やかかりつけの小児科で確認してみてください。

ママ・パパの心がラクになる考え方
寝かしつけの工夫と同じくらい大切なのが、大人側の気持ちの持ち方です。
「早く寝かせなきゃ」と焦りすぎない
親が焦っていると、その空気が子どもに伝わって、かえって目がさえてしまうこともあるといわれています。「今日は30分かかってもいいや」くらいに構えるほうが、結果的にうまくいくこともあるんです。
寝かしつけ担当を交代する
毎晩ママ一人で抱え込むと、心も体も疲れてしまいます。週に何日かはパパや家族と交代するなど、担当を分けてみてください。人が変わるとすんなり寝る、ということも珍しくありません。
便利なアイテムに頼るのもアリ
入眠をサポートする音の出るおもちゃや、部屋を暗くできる遮光カーテンなど、寝かしつけを助けるアイテムもあります。ただ、子どもによって合う・合わないがあり、「使えば必ず寝る」というものではありません。高価なものをいきなり買うより、まずは手持ちのもので環境を整えてから検討するのがおすすめです。

こんなときは専門家に相談を
ほとんどの場合、寝かしつけに時間がかかるのは成長の一過程です。ただし、次のようなときは一人で悩まず、かかりつけの小児科医や地域の保健師さんに相談してみてください。
- いびきが大きい、寝ているときに呼吸が止まっているように見える
- 夜中に何度も激しく泣いて、なかなか落ち着かない日が続く
- 寝不足で日中の様子がいつもと違う、機嫌が悪い日が続く
- ママ・パパ自身が眠れず、心や体がつらい
乳幼児健診のときに「寝つきが悪くて…」と気軽に聞いてみるのもいいですね。親のつらさも、相談していい大切なことですよ。
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まとめ
寝かしつけに時間がかかるのは、多くの家庭が通る道です。最後にポイントを振り返っておきましょう。
- 寝かしつけに時間がかかるのは珍しくなく、親のせいではない
- 主な原因は「生活リズム」「寝る前の刺激」「寝室の環境」
- 朝の起床時間をそろえる、寝る前のお決まりの流れを作るなど、できることから試す
- 焦らず、家族で担当を分けて、親自身の休息も大事にする
- 気になる様子があれば、小児科医や保健師さんに相談する
今日ご紹介した工夫の中から、まずは1つだけ試してみてください。少しずつでも、ママと子どもがおだやかに眠れる夜が増えていきますように。


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