子どもの朝の支度が遅い理由は?年齢別の声かけと叱らない仕組みづくり

子どもの朝の支度が遅い理由は?年齢別の声かけと叱らない仕組みづくり

「早く着替えて!」「もう出る時間だよ!」と、毎朝同じ言葉をくり返していませんか? 子どもの朝の支度が遅いと、親も時間に追われてイライラしてしまいますよね。

実は、子どもの支度が遅いのは「やる気がない」からではなく、朝の流れが子どもにとって分かりにくいことが原因になっている場合が多いんです。

この記事では、子どもの朝の支度が遅くなる理由と、年齢別の声かけのコツ、今日からできる仕組みづくりのアイデアをまとめました。叱る回数を減らして、朝を少しでもラクにするヒントにしてくださいね。

目次

子どもの朝の支度が遅いのはなぜ?よくある4つの理由

結論からいうと、支度が遅い理由は「子どもの性格」よりも「環境と仕組み」にあることがほとんどです。まずは、よくある理由を見ていきましょう。

1. 時間の感覚がまだ育っていない

大人にとっての「あと10分」は、子どもにはピンとこないことが多いです。時計が読めても、「10分でどれくらいのことができるか」を実感するのは小学校低学年でも難しいといわれています。そのため、「急いで」と言われても、どれくらい急げばいいのか分からないんですね。

2. やることが多くて順番が分からない

着替え、朝ごはん、歯みがき、トイレ、持ち物の確認……。朝の支度は、実は子どもにとって「やることリスト」がかなり長いんです。次に何をするか分からないと、手が止まってぼんやりしてしまいます。

3. 目の前の楽しいことに気がそれる

テレビやおもちゃ、兄弟とのおしゃべりなど、朝は気になるものがたくさんあります。子どもは「今やりたいこと」に集中しやすいので、支度が後回しになるのは自然なことでもあります。

4. 眠気や体調が影響している

夜ふかしで寝不足だったり、寝起きの機嫌がよくなかったりすると、動き出すまでに時間がかかります。毎朝ひどく起きられない、ぐったりしているなど気になる様子が続く場合は、小児科などの医師に相談してみてくださいね。

朝ごはん中にぼんやりする子どもと時計を見るママ

年齢別|朝の支度が進みやすくなる声かけのコツ

声かけは、子どもの年齢に合わせて変えると伝わりやすくなります。ここでは目安として、年齢別のポイントを紹介します。もちろん成長のスピードには個人差があるので、お子さんに合う方法を選んでみてください。

2〜3歳|「一緒にやろう」で楽しく

この時期は、ひとりで全部やるのはまだ難しいことが多いです。「どっちの服にする?」と選ばせたり、「ボタン、ママと競争しよう!」とゲームにしたりすると、前向きに動いてくれやすくなります。できたところを「自分でできたね」と認めるのも大切です。

4〜6歳|「次は何だっけ?」で考えさせる

少しずつ自分で動けるようになる時期です。「早くして」の代わりに「次は何をするんだっけ?」と問いかけると、自分で考えて動くきっかけになります。指示を1つずつ伝えるのもポイントです。「着替えて、歯みがきして、カバン持ってきて」と一度に言うより、1つ終わったら次を伝えるほうが伝わりやすいですよ。

小学生|「自分で決める」を任せる

小学生になったら、少しずつ本人に任せる部分を増やしていきましょう。「何時に家を出たら間に合うと思う?」と一緒に逆算してみると、時間の感覚が育ちやすくなります。多少遅れても、親がすべて先回りせず見守ることも、自分で考える力につながります。

叱らなくても進む!朝の支度をラクにする仕組みづくり

声かけと同じくらい効果が期待できるのが、「言わなくても動ける仕組み」をつくることです。親の声かけを減らせるので、朝のイライラも少なくなりますよ。

やることを「見える化」する

朝のやることを、イラストや写真つきのリストにして貼っておく方法です。字が読めない年齢なら絵だけでもOK。終わったらシールを貼ったり、マグネットを動かしたりすると、ゲーム感覚で進められます。

市販のお支度ボードのタイプや選び方は、お支度ボードのおすすめの選び方の記事でまとめています。

前の晩に準備を済ませておく

服や持ち物は、寝る前にセットしておくと朝の迷いが減ります。「明日の服を自分で選んで置いておく」をルールにすると、朝の「この服やだ!」も起きにくくなります。

時間を「目で見て」分かるようにする

時間の感覚がまだ育っていない子には、残り時間が目で見て分かる工夫が役立ちます。たとえば、「長い針が6にきたら歯みがき」と時計にシールを貼ったり、残り時間が色の面積で分かるタイプのタイマーを使ったりする方法があります。「あと何分」を言葉で伝えるより、子どもがひと目で状況をつかみやすいのがメリットです。

ただ、タイマーの音が苦手な子や、タイマーが鳴ると焦ってしまう子もいます。お子さんの様子を見ながら、合わないと感じたら無理に使わなくて大丈夫です。

残り時間が目で見て分かるタイマーの種類や選び方は、子ども向けタイマーのおすすめの記事でまとめています。

朝の支度ボードでやることを確認する女の子

朝の「誘惑」を減らす

支度が終わるまではテレビをつけない、おもちゃは目に入らない場所に置く、などのルールもおすすめです。「支度が終わったら好きな番組を見ていいよ」とごほうびにすると、自分から急ぐ子も多いですよ。

それでも間に合わない朝の考え方

どんなに工夫しても、うまくいかない日はあります。子どもは毎日同じ調子ではないので、「今日はダメな日だったな」と割り切ることも大切です。

また、起床時間を10〜15分早めて朝に余裕をつくるだけで、親の気持ちがかなりラクになることもあります。親に余裕があると、子どもへの声かけもやわらかくなり、結果的に支度がスムーズに進みやすくなります。

「全部ちゃんとやらせなきゃ」と思いすぎず、できたことを1つでも見つけて褒めてあげてくださいね。

玄関でハイタッチする小学生の男の子とママ

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まとめ

子どもの朝の支度が遅いのは、やる気の問題ではなく、時間の感覚や朝の流れの分かりにくさが原因になっていることが多いです。

  • 支度が遅い主な理由は「時間の感覚」「やることの多さ」「気が散るもの」「眠気」
  • 声かけは年齢に合わせて、「一緒にやる」→「考えさせる」→「任せる」と変えていく
  • やることの見える化、前夜の準備、時間を目で見て分かる工夫で、叱る回数を減らせる
  • うまくいかない日があっても大丈夫。親の余裕をつくることも大切

毎朝の「早くして!」が少しでも減って、親子で笑顔で「いってきます」が言える朝になりますように。

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この記事を書いた人

はじめまして、マーユエへようこそ!
「子育てって幸せ。でも、毎日けっこう大変。」
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