「そろばんを習わせてみたいけど、近くに教室がない」「送迎の時間がとれない」。そんなときに気になるのがオンラインそろばん教室ですよね。でも、いざ調べてみると教室がいくつもあって、何を比較すればいいのか迷ってしまいませんか?
この記事では、オンラインそろばん教室を比較するときに見ておきたい7つのポイントと、通学型との違い、向いている家庭・向かない家庭をまとめました。特定の教室をランキングにするのではなく、「わが家に合う教室を自分で見分けられること」をゴールにしています。

オンラインそろばん教室は「レッスンの形」で比較するのが近道
結論からお伝えすると、オンラインそろばん教室の比較は、料金より先に「レッスンの形」を見るのがおすすめです。
というのも、同じオンラインでも、形が違うと子どもの受け方も親の関わり方も大きく変わるからなんです。大きく分けると、次の3タイプがあります。
先生とつながるライブ型(マンツーマン・少人数)
ビデオ通話で先生とリアルタイムにつながるタイプです。その場で声をかけてもらえるので、はじめての子や、ひとりだと手が止まりやすい子に合いやすい形です。一方で、決まった時間に受ける必要があり、料金は高めになる傾向があります。
動画やアプリで進める自習型
録画された動画や専用の教材を見ながら、好きな時間に進めるタイプです。習い事が多くて時間が読めない家庭には便利ですが、指の動かし方を直してくれる人がいないため、親の見守りが多めに必要になります。
ライブ型と自習型を組み合わせたタイプ
ふだんは自習で進め、決まった回だけ先生に見てもらう形です。両方のいいところを取れる反面、仕組みが少し複雑なので、何がどこまで料金に含まれるかを確認しておくと安心です。
オンラインそろばん教室を比較する7つのポイント
タイプがしぼれたら、次の7つを同じ条件で並べて比べてみてください。教室ごとの料金やレッスン内容は変わることがあるので、必ず各教室の公式サイトで最新の情報を確認してくださいね。
1. 月謝以外も含めた総額
月謝だけでなく、入会金、教材費、そろばん本体の代金、検定料などがかかる場合があります。「1年間続けたらいくらになるか」で比べると、差が見えやすくなります。
2. 1回の時間と週の回数
そろばんは、短い時間でもこまめに触るほうが続けやすいと言われることが多い習い事です。ただ、集中できる時間は子どもによって違います。体験で「この長さなら最後まで座っていられそう」と感じられるかを見てみてください。
3. 先生1人が見る人数と手元の見せ方
オンラインでいちばん差が出やすいのが、指づかいの確認です。先生が子どもの手元をどうやって見るのか(カメラをもう1台使うのか、端末の角度を工夫するのか)は、申し込み前に聞いておきたいところです。
4. 対象年齢とスタートのレベル
数字が読めればはじめられる教室もあれば、小学生からを目安にしている教室もあります。未就学の子の場合は、年齢だけでなく「まったくの初心者でも入れるクラスがあるか」を確認してみてください。
5. 検定や目標の立て方
そろばんの検定は主催する団体がいくつかあり、教室によって受けられる検定や受け方が異なります。級を目標にしたい家庭は、どの検定に対応しているか、自宅で受けられるのかを聞いておくと、あとで困りません。
6. 振替・休会・退会のルール
子どもの習い事は、急な発熱や学校行事で休むことがつきものですよね。振替ができる期限、休会の可否、退会を伝える締め切り日は、入会前に読んでおくのがおすすめです。
7. 必要な機材と、そろばんの種類
パソコンやタブレットの指定、通信環境の目安、そろばんの種類(玉の数や桁数)の指定があるかを確認します。家にあるもので足りるのか、買い足しが必要なのかで、はじめるハードルが変わってきます。

主なオンラインそろばん教室4つを比較(2026年10月時点)
ここからは、実際のオンラインそろばん教室を4つ取り上げて比べます。レッスンの形がそれぞれ違うので、「わが家に合うのはどのタイプか」を考えながら見てみてください。
| 教室 | レッスンの形 | 1回の時間・回数 | 料金(税込) | 入会金 | 無料体験 |
|---|---|---|---|---|---|
| まなぶてらす | マンツーマン | 1回50分。回数は自分で予約 | 1回2,640円〜(講師によって違う)。週1回なら月約10,560円〜 | 0円(月会費も0円) | あり(一部の講師は有料) |
| いしど式オンライン | 少人数のライブ授業(1クラス最大5名程度) | 1回45分。月4回・8回・12回から選ぶ | 月4回8,800円/月8回13,200円/月12回18,800円 | 通常15,000円(税抜)。キャンペーンで変わることがある | あり |
| ネットdeそろばん | 担任制のマンツーマン | 週1回30分・40分・60分など | 8,250円(30分)/10,230円(40分)/14,190円(60分) | 11,000円 | あり |
| インターネットそろばん学校 | 動画を見て進める自習型(ライブ授業はなし) | 自分のペース | 30日間使い放題のコース制。金額は公式サイトで確認 | 公式サイトで確認 | お試しあり |
※2026年10月2日に各公式サイトで確認した情報です。料金やキャンペーンは変わることがあるので、申し込みの前に必ず公式サイトで最新の内容を確かめてください。「公式サイトで確認」と書いた項目は、公式サイトで確かめられなかったものです。
まなぶてらす
先生を自分で選び、1回ごとに予約するマンツーマンの教室です。対象は4歳から大人まで。入会金と月会費がかからないので、「まず数回だけ試したい」「習い事の予定が週によって変わる」という家庭に向いています。一方で、料金は講師によって違い、毎回の予約も自分でする必要があります。
公式サイト: まなぶてらす
いしど式オンライン
Zoomを使った少人数のライブ授業です。月の回数を4回・8回・12回から選べます。数字の読み書き(1〜10)と簡単な計算ができれば年齢の制限はなく、幼児は保護者の付き添いが必要です。教材費は進級のときに別でかかります。手元を映すスタンドや三脚の用意も必要です。ほかの子と一緒に学ぶほうがやる気が出る子に向いています。
公式サイト: いしど式オンライン
ネットdeそろばん
同じ先生が続けて見てくれる、担任制のマンツーマン教室です。週1回30分のコースから選べます。入会金のほかに、教材費(1人1,650円)が別でかかります。「毎回同じ先生にじっくり見てほしい」という家庭に向いています。4つの中では月額と入会金が高めなので、続けた場合の総額を先に計算しておくと安心です。
公式サイト: ネットdeそろばん
インターネットそろばん学校
パソコンで解説動画を見ながら、自分のペースで進める教材です。先生とつながるライブ授業はありません。実物のそろばんとパソコンが必要です。決まった時間に受けるのが難しい家庭や、費用をおさえたい家庭に向いています。その場で質問できないので、低学年のうちは保護者が近くで見てあげる必要があります。
公式サイト: インターネットそろばん学校
どの教室にも無料体験やお試しがあります。気になる教室を2つほど体験して、子どもの反応と、保護者の負担(準備や付き添い)を比べてみるのがおすすめです。
通学型との違いと、オンラインのデメリット
親のサポートが必要になりやすい
接続の準備、手元カメラの位置合わせ、プリントの印刷や丸つけなど、とくに低学年のうちは親の出番が多くなりがちです。「レッスン中は家事をしていたい」という場合は、どこまで子どもだけでできるかを体験で確かめておくと、入会後のギャップが少なくなります。
姿勢や指づかいの細かい直しは伝わりにくいことがある
画面ごしでは、先生が手を添えて教えることができません。はじめのうちにくせがつくのが心配な場合は、手元を見てもらえる時間がどのくらいあるかを比較のポイントにしてみてください。
友だちと競う雰囲気は少なめ
教室でまわりの子に刺激を受けて頑張るタイプの子は、自宅だと物足りなく感じるかもしれません。反対に、まわりが気になって集中しにくい子には、自宅のほうが落ち着くこともあります。
画面を見る時間が増える
タブレット学習やオンライン英会話など、すでに画面を使う習い事をしている場合は、1日の合計時間も考えておきたいところです。目の疲れなどが気になるときは、眼科医などの専門家に相談してみてください。
オンラインそろばん教室が向いている家庭・向かない家庭
向いている家庭
- 近くに教室がない、または送迎の時間がとれない
- 兄弟がいて、下の子を連れての送迎が大変
- 自宅のほうが落ち着いて取り組める子
- レッスン中、親が近くで見守れる時間帯がある
向かないかもしれない家庭
- 親がレッスンの準備や見守りをする余裕がほとんどない
- 友だちと一緒のほうがやる気が出る子
- 画面の前でじっと座るのが、いまはまだ難しい子
- 家に静かに集中できる場所をつくりにくい
なお、そろばんで計算力や集中力がどのくらい伸びるかは、子どもによって違いがあります。「習えば必ずこうなる」と期待しすぎず、「数にふれる時間を楽しめているか」を目安にするくらいが、親子ともに続けやすいのではないでしょうか。

体験レッスンで確認したいこと
比較の仕上げは、やはり体験レッスンです。体験の有無や回数、料金は教室によって違うので、公式サイトで確認したうえで、できれば2つ以上の教室を受けてみるのがおすすめです。
体験では、次のところを見てみてください。
- 子どもが最後まで嫌がらずに座っていられたか
- 先生の声かけが、子どもの性格に合っていそうか
- 手元をきちんと見てもらえていたか
- 親がどのくらい手伝う必要があったか
- 終わったあとに子どもが「またやりたい」と言ったか
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まとめ
オンラインそろばん教室の比較では、まず「ライブ型・自習型・組み合わせ型」のどれが合うかを決めてから、細かい条件を比べるのが近道です。
- 比較するのは、総額・時間と回数・人数と手元の見せ方・対象年齢・検定・振替などのルール・必要な機材の7つ
- 送迎がいらない反面、親のサポートや指づかいの確認には工夫が必要
- 効果には個人差があるので、子どもが楽しめているかを目安にする
- 最後は体験レッスンで、子どもの反応を見て決める
自宅でできる習い事をほかにも検討しているなら、小学生向けオンライン英会話の違いを比較した記事も参考になります。算数をふくめた家庭学習全体を整えたい場合は、小学生向けタブレット学習の料金や特徴を比較した記事もあわせて読んでみてください。


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